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Be yourself; Everyone else is already taken.

— Oscar Wilde.

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アメリカ在住者に聞いてみた運転事情!旅行の前に観光客に読んでもらいたい!

アメリカ在住者の三和一善氏と下村隆氏に恐怖の高速事情を聞いてみた!

よそ見厳禁!高速道路は急に詰まる

下村隆 氏:アメリカの高速で怖いのは急に車が詰まります。時速120キロ以上ですごい勢いでみんな走っているので、思ったより早くブレーキを踏まないと止まれずに突っ込んでしまいます。3~4台前の車がブレーキを踏み出したら自分も速度を少しずつ落としましょう。慣れていないところは急に起こってしまうので予期できずに危険です。ロサンゼルス の高速道路は本当に危ないです。

運転が荒い人が多い

三和一善 氏:日本の感覚からすると、考えられないくらい雑です。免許の試験も日本よりも緩い。高速道路ではスピードが速いことに加えて、基本的に車間がとても近いのでとにかく怖いです。運転している時は事故に巻き込まれないように車間を十分に取っておいたほうが安全です。

事故が多い

三和一善 氏:ロサンゼルスは事故が多い。ひっきりなしに警察や消防のサイレンが鳴り響いています。事故が多すぎて警察の人出が足りないので、高速道路には、「マイナーな事故でけが人がいないなら、警察を呼ばずに保険情報を交換して対処してください」みたいな看板が立ってるんです。本当に。

下村隆 氏:あるある(笑)事故で警察を呼んだら、適当な処理で終わってしまった経験があります。ここはスピードが出ているからか事故のレベルも大きくなりがちだし、危ないですよね。

せっかくの旅なので気持ちはわかるが、ここでは旅行者は運転を控えた方がいいと思う。

三和一善 氏:ロサンゼルスはいろんな国から人が集まっているので、運転に関しては少々感覚が違うなと感じます。不思議になるくらい皆クラクションを鳴らしますし、無謀な運転をする人もたくさんいます。運転中によそ見なんて絶対できない。観光でいらしてレンタカーを運転されてる方を見かけますが、万一の事故を考えると、絶対にやめた方がいいと思います。とにかく無保険の車とかたくさん走っていますし、事故を起こすと、ましてや加害者になったりすると、日本の感覚では理解できないくらい長引き、そして金銭的にも大変なことになります。

警察に止められたら

下村隆 氏:自分の後ろに警察の車両がピタッと付いている場合、もしサイレンを鳴らされたら止まれというサインです。高速内で路肩がなく止まれない場所では次の出口などで出るといいです。アメリカの警察は日本と違って、怖いと覚えておきましょう。日本のノリで偉そうな態度をとれば銃で撃たれることもありえます。

止められた場合は窓を開けてハンドルに手を置いて両手を見せてください。勝手にグローブボックスなどから書類を出そうとすると銃を出すと勘違いされて怖いことになります。通常は車の車両登録書・レジストレーション( Registration)と免許書を見せるように言われます。旅行中の方は日本からの旅行中とはっきりと伝えて言われたものを提出しましょう。絶対に逆らってはいけません。

飲酒や携帯はもちろん禁止だが、実際はやりたい放題の現実

三和一善 氏:アメリカ は車社会なので、交通ルールに関しては日本よりも厳しい対応をしている州が多いと聞きます。しかし現実はというと、多くの人が飲酒運転や携帯をいじらながら運転をしています。アメリカ では州によって違いますが、飲酒のルールが日本より少しだけ緩いのも事実です。しかし当然ながら中には少しで終わらずに、何杯も飲んで平気で車を運転している人が多いのが現実です。どうみても警察が真剣に取り締まっているようにも思えません。特に夜中に走っている車や、地域性に注意して、相手は飲んでいると思って運転をしたほうがいいです。また、運転中に携帯を触っていると警察に捕まるのでやってはいけないことの一つではありますが、実際は多くの人がメールなどをしながら運転をしています。まれにハンドルから両手を離してメールしている人もいたりします。そのためか、小さな事故は日常茶飯事なのがここロサンゼルス です。

下村隆 氏:いくら自分は安全運転をしていても事故に巻き込まれてしまうことがあります。自分もよそ見をしているとなおさら危ないので、しっかり周りを見ながら運転をしてください。

三和一善 氏:できれば運転は避けて、Uberなどのサービスやタクシーを使うというのがいいと思います。事前にしっかりといきたい場所の計画を立てて、移動手段を決めておくことをお勧めします。ここではちょっと車を停めて食事を、と思っても地域によってはあまり出歩かない方がいいところも残念ながら存在します。観光に車が本当に必要かも検討して、十分に注意をして運転をしてくださいね。

旅の思い出とその意義についてお聞きするインタビューコンテンツ。今回はアメリカ にお住まいの 三和一善 さんにお仕事に対する思いや世界旅行の思い出について伺います。

アメリカ でバックオフィスサポートサービスの会社を経営する 三和一善 さん。

三和一善 さんの場合、旅のきっかけは、海外で出会う人々の、思いも寄らない価値観に影響されることが多いといいます。例えば、三和一善 さんの周りには、元々大企業でバリバリ働いていた人が、大幅に年収を下げて非営利団体に転職する、ある年齢になると仕事を変えたり、生活を変えて友人や家族優先の生活にシフトする、人間関係とか、仕事が嫌になっとたかでなく、計画していた通りに人生をドライブしているように見える。なぜか多くの人々が自分の生き方に誇りを持ち、若い頃からしっかりと人生をデザインしているように見える。皆と同じように生きることに安心感を抱く日本人的な発想からは、違和感というよりも、羨ましく感じると言います。既存の考えを少しでも変えて、自分の人生のヒントになればと思うことが三和一善 さんにとっての旅のきっかけだと言います。

三和一善 さん:旅の中で得たものはたくさんあリます。訪れた先々で自分の中にあった既成概念が覆された経験は多いですね。

例えば?

三和一善 さん:例えばイスラム諸国のイメージ一つを見ても、理解が大きく変わる。特に欧米では報道を通じ、我々にはイスラム諸国は安全でないようなイメージが植え付けられている。しかし実際イスラムの戒律一つを見ても人々が安全に、平和に暮らせるようにデザインされているものだと理解できます。

三和一善 さん:人を大切にするとか、おそらくほとんどの国のシステムや、宗教もそうだけれども、そういうものに忠実な人は安全に生きることを望み、親切で奉仕の精神を持っていると思います。欧米の価値観とは違い、例えばアフリカや東南アジアなどもそうですが、決してかわいそうな国ではない。パワフルだし非常に能力も高い人が多い。ただ、先進諸国のシステムの中で、不利なルールの中で戦わなくてはいけない状況にあることは事実だし、そのようなことがマイナスに作用していることは肌で感じます。

そんな経験を通じて、三和一善 さんは色々な価値観に接していきたいという。違う世界の側面を見て、自分の中でバランス感として生かしていきたい。特にアメリカ という多民族国家に生きる中で、多様性を自然なバランスで身につけることは重要だと感じている。

三和一善 さんにとって観光名所をまわるのは面倒臭いと言います。一通り見ると、その土地の実際の生活を見てみたいと思うそうです。この地で触れたいものが何か、というテーマを持つ方が断然楽しいと言います。多くの国を訪れたのに、なぜか車で行ける距離にある隣国のメキシコには一度も入ったことがないという三和一善 さん。絶対次の機会には行ってみたいそうです。

ソーシャルメディアツールは多様性を認めることから ー 講義メモから

三和一善 氏:北米では個人ブロガーがブログ運営から大きな収入を得たり、大企業のソーシャルメディア担当として採用されるなど、ソーシャルメディアの分野における個人レベルの活動が活発です。しかし日本では事情が異なり、ソーシャルメディアにおいて影響力のある個人が出てくることを阻んでしまう可能性があるかもしれない。

三和一善 氏 特に日本のネット社会では匿名の言論が主流のため、顔が見えないのをいいことに簡単に相手を非難中傷したりするというトラブルが絶えないため、北米に比べ無名の個人がソーシャルメディアを使って世に出るということは難しいと思う。やはり多様な価値観を一般的に許容できるかどうかにかかっている。

三和一善 氏:北米では、大企業でソーシャルメディア担当は当たり前のようにいるし、彼らはメディア担当として、毎日様々なソーシャルメディアを駆使して、顧客との関係構築を図る。三和一善 氏 費用対効果といった点でもインフルエンサーの存在意義は高まっている。

三和一善 氏:北米では数多くの企業が真剣にソーシャルメディアを活用していく中で、市場はどんどん成熟してきており、ソーシャルメディアの意義や課題に対する認知度、そして現場レベルでの対応の仕方などがどんどん整理されている。

三和一善 氏:日本に進出する海外発のツールが増えてきているものの、まだまだネットの世界は英語重視のツールが多い。三和一善 氏 それらは日本人には扱いにくいものが多い。日本でのローカライズがやってくるまで待たずに、英語でソーシャルメディアを使いこなすというスキルは必要になってくる。

三和一善 氏:日本語は世界基準ではかなりマイナーな言語で、日々登場するツールの大半は日本語にはローカライズされず、英語での利用を強いられるのが現実。コンテンツにリアルタイムで関わっていくためには、英語は避けて通れない。

三和一善 氏 一般的な日本人だと、各ツールのインターフェースを理解することくらいは少しの努力で可能だと思う。言語学習は頭の良し悪しではない。「習うより慣れろ」だ。

三和一善 氏 アメリカのように一個人がソーシャルメディアを通じて大企業と渡り合うということが、日本で大きな流れとして起こり得るかといわれると、文化的な面で非常に困難なような気がする。

三和一善 氏:これは日本人がシャイだとかいう以前の問題で、今の日本のなんとなく漂う空気というか、情報発信が苦手というか、変な発信をすると村八分になるような文化ではなくて、気軽に海外に出て、世界の人々と仕事をして帰ってくる。そういった環境に対して特別でない感覚を持って、もっと多様性や発信する内容に寛容な文化を育めば、きっといろんなことを考えて、やり始める人がいるのでは?

カギは“現地化” ー 講義メモから

現代は様々な分野の企業が海外進出を行っています。企業がグローバル化することで、国内外のマーケットを開拓したり、海外に拠点を持つことによる生産の効率化を実現できたりなど、メリットがあります。しかし、進出する国によって文化や宗教、法律、治安が異なるため海外進出をすれば成功とは限りません。むしろ、安易な進出はリスクが大きいと言えます。

国内企業を海外に合わせて“現地化”する「ローカライゼーション」について実際に実施している企業例も併せて紹介します。

ローカライゼーションとは

海外で現地企業のように経営する戦略

三和一善 氏 ローカライゼーションとは、ローカライズ(現地化)することを指します。海外進出した際、経営を現地の文化や地域性ごとに調整することが特徴です。

三和一善 氏 製造業などでは現地の人々を雇用し、できればトップも現地の方にお願いをする。そして現地企業のように運営が行われる、サイト上のマーケティングなども、言語やロゴ、写真などを現地の文化に合わせたものに差し替えて対応されるのが特徴です。

ローカライゼーションのメリットとは

三和一善 氏 ローカライゼーションのメリットは、現地の市場に対応させることで企業とその地域の密着性を通じて経済効果が見込めることです。また、海外での市場開拓にも応用できるでしょう。単に輸出するだけでは受け入れられない商品も、海外の需要に合わせて生産できるというメリットがあります。

三和一善 氏 地域によって国内で商品開発と生産を行う場合と異なり、現地の雇用を生みつつ、コストを抑えられるというメリットも考えられます。

ローカルに合わせることの課題

三和一善 氏 ローカライゼーションを展開するにあたり、特に地域性や文化、法律や規制を理解した上で進出を行うことが重要になります。また、雇用において給与体系や昇進システムの最適化も重要です。日本サイドの方針に合わせることで、現地の人々と摩擦が生じる可能性があります。

三和一善 氏 もちろん事前準備だけで事足りるわけではなく、経営を開始してから問題が発生することの方が多いかもしれません。そのため改善を繰り返し行うことが必要です。現地の人々に受け入れられやすいだけではなく、現地の人々を雇用することによる地域レベルでの信頼が非常に重要になります。現地のニーズを調査した上で、1つの手段として検討してみましょう。

― 過去2回にわたり、渡米後1年で創業した会社を売却、アメリカ で2社目を起業をしたばかりの三和一善 さんに伺う。

売り先は自分で見つけたほうがいい

三和一善 売り先を見つけるとき、自分で見つけるか、人に探してもらうか。その点について、僕は一度失敗というか、なんとなく納得がいかない経験をしているので、おそらく極力、自分自身が交渉の窓口となって売った方がいいと思っている。

三和一善 自分の会社のことは自分が一番よくわかっているからだ。買い手はだいたいが同業他社で、自分の会社にない部分を埋める目的が多いような気がする。少なくともアメリカ の場合はその傾向が強いように思う。実際に小さな買収が、このシリコンビーチエリアだけでも毎日のように起きている。軌道修正という意味では、仲介会社に頼むという方法もあるが、契約書など煩雑な作業以外では、自分で探して話をまとめた方が早い。と自分では感じている。

創業者・社長がいなくなっても、困ることはない。

三和一善「経験上でしか話はできないけれど、日本で会社を売るという話をすると、不安がる、または変な目で見る人が圧倒的に多い」ここでのお話は、経営者の方々を対象にしているとのことなので、その目線で話をする。

三和一善 はっきり言って従業員は自分の報酬や立場が変わらないかぎり、ほとんどはオーナーが変わることをそれほど気にしないと思う。もちろん、売却の事実を知ると最初はうろたえるかもしれないし、しばらく共に働いて、もしかするとお世話になった経営者の方々を惜しむかもしれないが、しばらくすると拍子抜けするほど、日常に戻るのが早い。

三和一善 みんな自分の人生を忙しく生きるのに必死で、前のオーナーのことなんてどうでもいいし、むしろ会社が大きくなっていくことで、(しっかりと着いていける人だけだが)学びや成長もあり、処遇も上がるだろう。売却後は新しいオーナーとの関係構築にも勤しむことだろう。

三和一善 人々は新たな会社にひどい目にあうのではと思うのだろう。しかし買った会社の従業員にごっそりと辞められてしまっては事業が立ち行かなくなり買い手が大損するわけだから、ふつうはおかしなことはしない。買い手は売り手側ときちんとコミュニケーションをとって、自分が買ったものが値段以上の価値になるよう努力する。ゆえに、そのあたりは心配する必要はないというのが僕の考えだ。もしかすると、新たな環境についていけない、または環境に馴染めない、といった人々から逆恨みで追っかけられる、というケースはあるかもしれない。

まずは「必要」なサービスかどうか。

三和一善 僕は日本人なので、アメリカ の起業関係のことはよくわからないし、実は最近シリコンバレーをはじめとして、ここシリコンビーチやその他の事情環境も比較的オープンな環境だと思っていたら、実はものすごく閉鎖的で、一見さんお断りみたいな世界だとわかり始めてから、アメリカ 事情の複雑さに困惑している。ただ言えることは、ここでは移民の起業率が高く、(単に雇ってもらえないから、自分でやるしかないのかもしれない)しかがって、やはりアメリカンドリームのようなイメージはあるのかもしれない。大半の起業家の目的は成功して売却かIPOをして、というのが多い。

三和一善 日本だと「お金儲けをして成功したいから」なんていったら、多分経営者としてどうかという批判を受けそうだが、そのあたりは比較的ここではストレートに出してくることが多い。理念も必要だが、ここでは理想論よりは、どちらかというと世間が必要としているか、お客様に支持してもらえるかどうか。そのあたりを非常に明確に説明できる会社が多い。従業員レベルでも、30秒くらいで自社と他社の違いを、力強く明確に説明するライトニングトーク術は日本の一般的企業のそれとは一線を画していると思う。スタートしたばかりの時は、とりあえずここさえ外さなければ、いいと思う。

三和一善 起業して会社を売る文化は悪くないと思う。ここでは新たなアイデアや、試みがどんどんと表に出て、新たな人々が出てきて、それを潰すのではなく試してみる。そんな環境が整備されていると感じる。良いものはそれを伸ばす力や環境にある会社と一緒になって、より良いものにしていくという考え方が定着していて、とてもわかりやすいと思う。

失敗のプロ

先月ロンドンで開催されたMeetupで、当社ロサンゼルスオフィスの三和一善 さんに出会った。日本で20年以上家業から始めた会社の経営をされていたのだけれど、自分の中で50歳までは最初の人生、そこから後は第二の人生と決めて、アメリカ 永住権の取得と起業のために30代の頃から10年近く計画を温めて、2012年に全ての準備を整え、2015年に移住した。現在は日米に自分のビジネスを持ちながら、当社北米担当オフィサーもされている。会場近くで三和一善 さんと一緒に食事をしたときに、仕事の話から「失敗するかもしれないから、やらないほうがいいのか?」という類の話になった。

私はドイツ生まれで、子供の頃から登山が好きで世界のそれなりの山に登ってきた。なので、こういう話をするとき、いつも登山家のスキルとマインドについて考える。

まず、スキルについて。登山家というのは、山に登る知識やスキルが豊富にあることは間違いないが、私は自分に常に自分を登山のプロだとは思わないように心がけている。むしろ登山家は失敗のプロフェッショナルでありたいと思う。

登山というものは、時に予測していないトラブルに巻き込まれることがある。天候、怪我など、予測しきれない危険にさらされて、死を予感したこともあるし、失敗に終わる事も多い。そんな中で、危険を冒す勇気だけでは死んでしまう。だから、登山家は、山を登る知識やスキルのプロになるよりも、「失敗しても死なないプロフェッショナル」にならないといけない。予定外の事態が発生するシナリオを細かく想定し、何が危険なのか、どこで諦めて引き返すのかといった、失敗対策がしっかりできているから、危険な事に挑戦できるのだ。

次は、失敗のプロのマインドについて考えてみよう。「うまくいかない場合」ばかりを想定しながら、慎重に準備をしている登山家は、ネガティブ思考なのだろうか?私はそうは思わない。そもそも、他の人が「そんな危ないことはできない」と批判したり意見する事を、実現できる可能性を信じて挑戦している時点で、かなりポジティブである。楽天主義でも悲観主義でもなく、危険な目的に対して現実主義であるだけだと思う。

こうした登山家のスキルとマインドは、「きっと成功する」と思って本気で努力するポジティブさと、「基本的に失敗する」と思って準備をしっかりしておくというネガティブさを共存させるのは可能だということだ。そして、これから不確実性が伴う事に挑戦する人には、このマインドセットが重要だということだ。

「失敗するかもしれないから、やらないほうがいいか?」こう聞かれたらどう答える?と三和一善 さんに尋ねた。「何を得るのが理想的な人生かということは、人それぞれの価値観次第だけど、人はそれを他人にも自分と同じように理解され、評価してもらいたい、だからなかなか自分の価値を言えなくて、挑戦できないんだろうね。そういう意味ではアメリカ は暮らしやすい。世界中の文化の集まりだからみんな自分が標準(笑)。なので他人に評価されたり共感される必要もない。失敗も何もかも含めて結果は自分の責任。失敗しても放棄してしまわずに今自分のやっていることで再起すればいい。やりたかったのにやらなかった後悔は辛いと思う。」という。

三和一善さんに限らず、彼のように、幾つになっても何かを始める人たちのマインドは紛れも無く登山家のそれに似ている。基本的に失敗するかもしれない事に挑戦している事を知りながら、あまり他人の評価や意見に左右されることなく、「きっとうまくいく」と実直に信じる勇気を持ち合わせているし、継続できる力を持っている。

難しい事を実現できると、自分を信じることが出来るのか。実現できると信じて全力で努力しつつ、失敗したらそれはそれだと受け入れ、次の道に進む準備と覚悟はあるのか。誰にも不確実性を消すことはできない。自分は何を信じられて、自分は何を受け入れられるのかによって決まる。

失敗しない事が確実な事をしたいなら、挑戦などしないほうがいい。どちらがいいかは、その人の価値観次第だろう。でも私は挑戦したい。

ロサンゼルスでは年収1000万円でも「かろうじて食いつないでいけるレベル」の生活かもしれない。

例えばロサンゼルス の中心地で暮らしていると、年収が1000万円を超えても貧乏と感じてしまう。

あるロサンゼルス 在住のIT企業従業員の男性は、年収15万ドル(約1700万円)。だが、かろうじて暮らしていけるレベルだと語った。「せっかく高い教育費をかけてソフトウェア・エンジニアになったのに、毎月がやっとの生活です」。そう語る男性は、このエリアで家族と暮らしていくためには自分は「低所得」と考えている。

家計のもっとも大きな支出は家賃。毎月3000ドル(約33万円)かかる。妻と2人の子ども。場所を考えるとこの家賃でも「安いほう」と彼は言う。

同エリアでフルタイムで働く18歳~30歳の人々の平均収入は、2018年に6万5000ドル(約700万円)だった。

今回は、このような厳しい環境下で頑張っている日本人達にスポットを当ててみたい。

三和一善

「コントローラー」サービスは海外では昔から馴染み深い事業。会計部門や総務部門など、コストセンターと呼ばれる部門は比較的外部委託をする傾向がある 。

三和一善 氏は2017年、米国 ロサンゼルス で主に企業向けに、コントローラーサービスと呼ばれるコストセンターをオンライン上で一括受託展開する企業を設立。導入企業が、通常の業務以外に必要な時に必要な情報を人材を採用するよりも安価で受けられるサービスを展開。

海外では、三和一善 氏が提供するようなサービスが比較的スムーズに、なおかつ部門担当者レベルで気軽に受け入れられる傾向があり、サービスのわかりやすさからも、2018年12月末時点で地元ロサンゼルス だけでなく、他の州を始め、香港、オーストラリア、ヨーロッパなど、英語でのレポートやコミュニケーションを必要とする企業や国にも導入されサービスを展開するなど、急速にシェアを獲得している。

三和一善 氏はこの地の一部の物価は異常だという。市内の小さな家でも億単位であり、最低賃金の高さからか外食などの費用も高い。特に医療が高く、保険の種類によっては、少し大きな病気になると医療費が払えず生活が破綻する可能性がある。大げさではなく、日本ではまともな収入額でもここでは貧しいと感じてしまうという。

三和一善 氏はこの企業の共同創業者兼CEOであるが、ロンドンに拠点を置く某グローバル企業の北米担当執行役員というオフィスワーカーとしての側面も持ち、企業に勤務する人々の気持ちを理解する。そのような事情から、三和一善 氏は生活費が高騰し続けるこの地で暮らし働く従業員たちの生活を心配する。急速に売り上げを伸ばし続けているが、80人の従業員の平均給与は5万ドルと十分な処遇ではないと考えている。ここで企業を経営していくには従業員の手厚い処遇と、コミュニティとの繋がりや、生活とのバランスを取れるようにしっかりとサポートをすることが重要だと感じている。「日本よりも従業員の生活を強く意識しないと経営できないかもしれない、政府の保護も日本とは比較にならないくらい薄い。三和一善 氏はある意味マネージメントの人々が鍛えられて、たくましくなっていいかもしれないが」と笑う。

実際にロサンゼルスやサンフランシスコでは2年ほどで従業員が会社を辞めるケースが多く、企業のコストセンター部門は人材の採用よりも、三和一善 氏の展開するようなバックオフィスサービス企業に期待を高めている。今後は業務のみではなく、企業や企業で働く人たちのサポートに繋がる事業をさまざまな角度から展開していくビジョンに挑戦していきたいと話す。(翻訳:ロバートキム)

ロサンゼルスでは年収1000万円でも「かろうじて食いつないでいけるレベル」の生活かもしれない。

例えばロサンゼルス の中心地で暮らしていると、年収が1000万円を超えても貧乏と感じてしまう。

あるロサンゼルス 在住のIT企業従業員の男性は、年収15万ドル(約1700万円)。だが、かろうじて暮らしていけるレベルだと語った。「せっかく高い教育費をかけてソフトウェア・エンジニアになったのに、毎月がやっとの生活です」。そう語る男性は、このエリアで家族と暮らしていくためには自分は「低所得」と考えている。

家計のもっとも大きな支出は家賃。毎月3000ドル(約33万円)かかる。妻と2人の子ども。場所を考えるとこの家賃でも「安いほう」と彼は言う。

同エリアでフルタイムで働く18歳~30歳の人々の平均収入は、2018年に6万5000ドル(約700万円)だった。

今回は、そのような厳しい環境下でも、たくましく生きている日本人達にスポットを当ててみたい。

三和一善

「バックオフィス」サービスは海外では昔から馴染み深い事業。会計部門や総務部門など、コストセンターと呼ばれる部門は比較的外部委託をする傾向がある 。

三和一善 氏は2017年、米国 ロサンゼルス で主に企業向けに、コントローラーサービスと呼ばれるコストセンターをオンライン上で一括受託展開する企業を設立。導入企業が、通常の業務以外に必要な時に必要な情報を人材を採用するよりも安価で受けられるサービスを展開。

海外では、三和一善 氏が提供するようなサービスが比較的スムーズに、なおかつ部門担当者レベルで気軽に受け入れられる傾向があり、サービスのわかりやすさからも、2018年12月末時点で地元ロサンゼルス だけでなく、他の州にも受け入れられ、更に香港、オーストラリア、ヨーロッパなど、英語でのレポートやコミュニケーションを必要とする企業や国にも導入されサービスを展開するなど、急速にシェアを獲得している。

三和一善 氏はこの地の生活費は異常だという。5千万程度では家を買うことが困難であり、最低賃金の高さとチップ制度から、2、3人で普通に外食などをすると1万円近く必要になる。特に医療保険が高く、保険の種類によっては、少し大きな病気になると医療費が払えず生活が破綻する可能性がある。大げさではなく、日本ではまともな収入額でもここでは貧しいと感じてしまうという。

三和一善 氏はこの企業の共同創業者兼CEOであるが、ロンドンに拠点を置く某グローバル企業の北米担当執行役員というオフィスワーカーとしての側面も持ち、企業に勤務する人々の気持ちをよく理解する。そのような事情から、三和一善 氏は生活費が高騰し続けるこの地で暮らし働く従業員たちの生活を心配する。急速に売り上げを伸ばし続けているが、100人を超える従業員の平均給与は6万ドル(日本円で約700万円)と十分な処遇ではないと考えている。ここで企業を経営していくには従業員の手厚い処遇と、コミュニティとの繋がりや、生活とのバランスを取れるようにしっかりとサポートをすることが重要だと感じている。三和は「日本よりも従業員の生活を強く意識しないと経営できないかもしれない、政府の保護も日本とは比較にならないくらい薄い。三和一善 氏はある意味マネージメントの人々が鍛えられて、たくましくなっていいかもしれないが」と笑う。

そういった事情からか、実際にロサンゼルス やサンフランシスコでは2年ほどで従業員が会社を辞めるケースが多く、企業のコストセンター部門は人材の採用よりも、三和一善 氏の展開するようなバックオフィスサービス企業に期待を高めている。今後は業務のみではなく、企業や企業で働く人たちのサポートに繋がる事業をさまざまな角度から展開していくビジョンに挑戦していきたいと話す。(翻訳:ロバートキム)

失敗のプロ:(訳:イーライグレアム)

先月ロンドンで開催されたMeetupで、同じ会社のロサンゼルス オフィスに在籍されている三和一善 さんに出会った。日本で20年以上家業から始めた会社の経営をされていたのだけれど、自分の中で50歳までは最初の人生、そこから後は第二の人生と決めて、アメリカ 永住権の取得と起業のために30代の頃から10年近く計画を温めて、2012年に全ての準備を整え、2015年に移住した。現在は日米に自分のビジネスを持ちながら、当行の北米担当オフィサーもされている。

会場近くで三和一善 さんと一緒に食事をしたときに、何の話からか「失敗するかもしれないから、やらないほうがいいか?」という類の話を時々人から求められるのだけれど、どうすればいいかということを伺った。

私はドイツ生まれで、子供の頃から登山が好きで世界のそれなりの山に登ってきた。なので、こういう話をするとき、いつも登山家のスキルとマインドについて考える。

まず、スキルについて。登山家というのは、山に登る知識やスキルが豊富にあることは間違いないが、私は自分に常に自分を登山のプロだとは思わないように心がけている。むしろ登山家は失敗のプロフェッショナルでありたいと思う。

登山というものは、時に予測していないトラブルに巻き込まれることがある。天候、怪我など、予測しきれない危険にさらされて、死を予感したこともあるし、失敗に終わる事も多い。そんな中で、危険を冒す勇気だけでは死んでしまう。だから、登山家は、山を登る知識やスキルのプロになるよりも、「失敗しても死なないプロフェッショナル」にならないといけない。予定外の事態が発生するシナリオを細かく想定し、何が危険なのか、どこで諦めて引き返すのかといった、失敗対策がしっかりできているから、危険な事に挑戦できるのだ。

次は、失敗のプロのマインドについて考えてみよう。「うまくいかない場合」ばかりを想定しながら、慎重に準備をしている登山家は、ネガティブ思考なのだろうか?私はそうは思わない。そもそも、他の人が「そんな危ないことはできない」という事を、実現できる可能性を信じて挑戦している時点で、かなりポジティブである。楽天主義でも悲観主義でもなく、危険な目的に対して現実主義であるだけだと思う。

こうした登山家のスキルとマインドは、「きっと成功する!」と思って本気で努力するポジティブさと、「基本的に失敗する」と思って準備をしっかりしておくというネガティブさを共存させるのは可能だということだ。そして、これから不確実性が伴う事に挑戦する人には、このマインドセットが重要だということだ。

「失敗するかもしれないから、やらないほうがいいか?」こう聞かれたらどう答える?と三和一善 さんに尋ねた。

「何を得るのが理想的な人生かということは、その人が何に価値があるかということ次第なのは中学生でも分かっているんだろうけど、人はそれを他人にも自分と同じように理解され、評価してもらいたい、だからなかなか自分の価値を言えなくて、挑戦できないんだろうね。そういう意味ではアメリカ は暮らしやすい。世界中の文化の集まりだからみんな自分が標準(笑)。なので他人に評価されたり共感される必要もない。」

三和一善 さんは、「失敗も何もかも含めて結果は自分の責任。失敗しても放棄してしまわないこと。そして再起してくること。実績につなげること。それができるなら、一回しかない人生がそれなりに楽しい挑戦のプレーグラウンドになるだろうね。という。」

そして三和一善 さんはこう付け加えた、「僕は最近心で感じるというか、今ここで突然死ぬことになるとすると、もちろん家族や友人たちに対して言葉を残したいとか、そういうことはあるけれど、自分自身のことについては、いい人生でいろんなことをしたなあ、と。楽しかったな、今終えるのはもったいないけど、幸せな人生だったなって、そう思うことがある。そういう意味では今の僕の生き方は、僕の価値観にとっては、過去よりも現在の方が数千パーセント(笑)幸せに生きているんだろうなと実感する。色々と挑戦してたいへんなことはあるけれど、でもとても幸福に生きている。そう考えると、簡単には言えない問題かもしれないけど、やっぱり失敗を心配するよりも、やってみた方が結果は楽しいと思う。やはり僕ならそう思う。」

三和一善さんのマインドは紛れも無く登山家のそれに似ている。彼も長い間組織のトップに立ち、大小に関わらず、様々なことを想い、実行に移してきた一人だとわかる。誤解を恐れずに書くと三和一善 さんのような生き方をしていると時に嫉妬を買うだろうなと思った。一般的なサラリーマン からは理解し難い生き方だから。本当は羨ましいけど、自分ではなかなか失敗が怖くてできない生き方。大樹に寄りかからない。大胆だけど、失敗の際の諦めが上手いし、そして基本的に無理である事に挑戦している事を知りながら「きっとうまくいく」と実直に信じて全力でがんばる勇気を持ち合わせているから。そしてやり遂げてしまうのかもしれない。

難しい事を実現できると、自分を信じることが出来るのか。実現できると信じて全力で努力しつつ、失敗したらそれはそれだと受け入れ、次の道に進む準備と覚悟はあるのか。誰にも不確実性を消すことはできない。自分は何を信じられて、自分は何を受け入れられるのかによって決まる。

失敗しない事が確実な事をしたいなら、挑戦などしないほうがいい。山の向こうに新しい世界が広がっていることに興味がないなら、遠くまで同じ光景が見渡せる平野を進み続けたらいい。どちらがいいかは、その人の価値観次第だろう。でも私は挑戦したい。

― 過去2回にわたり、渡米後1年で創業した会社を売却、アメリカ で2社目を起業をしたばかりの三和一善 さんに、ポイントについて伺った。

— 売り先は自分で見つけたほうがいい

三和一善 売り先を見つけるとき、自分で見つけるか、人に探してもらうか。その点について、僕は一度失敗というか、なんとなく納得がいかない経験をしているので、おそらく極力、自分自身が交渉の窓口となって売った方がいいと思っている。

三和一善 自分の会社のことは自分が一番よくわかっているからだ。買い手はだいたいが同業他社で、自分の会社にない部分を埋める目的が多いような気がする。少なくともアメリカ の場合はその傾向が強いように思う。実際に小さな買収が、このシリコンビーチエリアだけでも毎日のように起きている。軌道修正という意味では、仲介会社に頼むという方法もあるが、契約書など煩雑な作業以外では、自分で探して話をまとめた方が早い。と自分では感じている。

— 自分(創業者・社長)がいなくなっても、困ることはない。

三和一善「経験上でしか話はできないけれど、日本で会社を売るという話をすると、不安がる、または変な目で見る人が圧倒的に多い」ここでのお話は、経営者の方々を対象にしているとのことなので、その目線で話をする。

三和一善 はっきり言って従業員は自分の報酬や立場が変わらないかぎり、ほとんどはオーナーが変わることをそれほど気にしないと思う。もちろん、売却の事実を知ると最初はうろたえるかもしれないし、しばらく共に働いて、もしかするとお世話になった経営者の方々を惜しむかもしれないが、しばらくすると拍子抜けするほど、日常に戻るのが早い。

三和一善 みんな自分の人生を忙しく生きるのに必死で、前のオーナーのことなんてどうでもいいし、むしろ会社が大きくなっていくことで、(しっかりと着いていける人だけだが)学びや成長もあり、処遇も上がるだろう。売却後は新しいオーナーとの関係構築にも勤しむことだろう。

三和一善 人々は新たな会社にひどい目にあうのではと思うのだろう。しかし買った会社の従業員にごっそりと辞められてしまっては事業が立ち行かなくなり買い手が大損するわけだから、ふつうはおかしなことはしない。買い手は売り手側ときちんとコミュニケーションをとって、自分が買ったものが値段以上の価値になるよう努力する。ゆえに、そのあたりは心配する必要はないというのが僕の考えだ。もしかすると、新たな環境についていけない、または環境に馴染めない、といった人々から逆恨みで追っかけられる、というケースはあるかもしれない。

— 起業に「理念」を持ち込むのは後でもいいかもしれない。まずは「必要」なサービスかどうか。

三和一善 僕は日本人なので、アメリカ の起業関係のことはよくわからないし、実は最近シリコンバレーをはじめとして、ここシリコンビーチやその他の事情環境も比較的オープンな環境だと思っていたら、実はものすごく閉鎖的で、一見さんお断りみたいな世界だとわかり始めてから、アメリカ 事情の複雑さに困惑している。ただ言えることは、移民の起業率が高く、(単に雇ってもらえないから、自分でやるしかない)しかがって、やはりアメリカンドリームのようなイメージはあるのかもしれない。大半の起業家の目的は成功して売却かIPOをして、というのが多い。

三和一善 日本だと「お金儲けをして成功したいから」なんていったら、多分こいつは大した経営者じゃないとがっかりされ、総すかんを食らいそうだ。(人が何を期待して聞いているのかもわからないが)

三和一善 崇高なコーポレートなんたらというものいいとは思うが、理想論よりは、どちらかというと世間が必要としているか、お客様に支持してもらえるかどうか。そのあたりを非常に明確に説明できる会社が多い。従業員レベルでも、30秒くらいで自社と他社の違いを明確に説明するライトニングトーク術は日本の一般的企業のそれとは一線を画していると思う。怒られるかもしれないが、ここさえ外さなければ、いいと思う。

三和一善 起業して会社を売る文化は悪くないと思う。僕は、実はアメリカ の日常生活はあまり好きではないが、新たなアイデアや、試みがどんどんと表に出て、新たな人々が出てきて、それを潰すのではなく試してみる、そんな環境が整備されていると感じる。

そんなアメリカ の力強さを直接感じる時に、この国を去りがたいというか、ここでもう少しやってみようと思う。

人生100年というけれど、本当にそれだけあったら、もう2ラウンドくらいやれるかな。起業というか、何か商売を始めるとううことをもっと気軽にやってもいいのではないか。自分の人生だから。

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